シェア率の高い太陽光メーカー16社を紹介！選び方のコツも伝授！

住宅用太陽光メーカーってどこがあるの？何社くらいあるの？シェア率の高いメーカーは？特徴は？などと気にされていませんか？

そんな不安を抱えている皆さんに、少しでも問題解決できるように分かりやすく住宅用太陽光メーカーについて解説していきます。

この記事は、住宅用太陽光メーカーに関して、各メーカーの特徴をしています。また住宅用太陽光メーカーの選び方についても解説しています。メーカーの選び方は9つの項目がありますので、しっかり確認して選択していきましょう。

この記事を読むメリット

この記事を読んで頂ければ、住宅用太陽光メーカーのことが分かりますので、どこの太陽光メーカーがおすすめなのかが分かります。

住宅用太陽光メーカーは16社あります。

国内の住宅用太陽光メーカー

・シャープ ・パナソニック ・京セラ ・長州産業 ・ソーラーフロンティア ・ネクストエナジー ・エクソル ・リクシル ・カネカ

海外の住宅用太陽光メーカー

・Qセルズ ・カナディアンソーラー ・サンテックパワー ・トリナソーラー ・ジンコソーラー ・JAソーラー ・インリーソーラー

太陽光メーカーの最適な選び方は9つあり、性能、耐久性、保証内容、パネルの形（サイズ）、パワーコンディショナの種類、設置容量、施工業者、口コミ、価格になります。

太陽光発電のシェア率が高いメーカーは、シャープ、パナソニック、京セラ、長州産業で、おすすめの住宅用太陽光メーカーは「長州産業の太陽光発電」になります。

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太陽光メーカーは16社ある！

太陽光メーカーは16社あります。国内の太陽光メーカーから海外の太陽光メーカーの特徴を紹介します。

メーカー	特徴
シャープ	1959年から太陽光発電の開発をしてるパイオニア。実績も信頼も抜群。
パナソニック	SANYOを買収して「HIT」という業界トップクラスの発電量を実現。現在は海外メーカーのパネルをOEMで使用。
京セラ	半世紀近く太陽光発電に携わってきたメーカーです。提携ハウスメーカー限定商材が多く新築向け。
長州産業	長州産業は国内メーカーで唯一「Made in Japan」。国内の太陽光業界では主力メーカーでコスパが良い。
ソーラーフロンティア	「CIS太陽電池」という化合物系の太陽光パネルには、熱に強い、実発電量が多い、コストが安いといったさまざまなメリット。
ネクストエナジー	ネクストエナジーは、国内の太陽光パネルメーカー。海外メーカーと同等の価格帯が魅力。
エクソル	国内の太陽光メーカーで、サプライヤーとしての顔もある。パネルはOEM。
リクシル	LIXILエナジーが太陽光事業を運営しており、パネルはサンテックパワー製。
カネカ	「美観と品質」にこだわりを挙げており、高いデザイン性の太陽光パネルを製造。
Qセルズ	韓国の大企業「ハンファ・グループ」で、日照量が少なくても発電効率が高い製品を製造。
カナディアンソーラー	本社はカナダで世界中から支持されており、低価格でありながら、品質が高い。
サンテック	中国で創業した企業。日本市場に早くから参入し、リーズナブルで業界で先駆けて25年出力保証を打ち出す。
トリナソーラー	中国で1997年に設立されたソーラーパネルメーカー。PV製品、EPC、O＆Mの製造、販売、研究開発。
ジンコソーラー	中国の上海に本社を置くソーラーパネルメーカー。2010 年にニューヨーク証券取引所に上場。
JAソーラー	上海のソーラー開発メーカー。太陽電池および太陽電池モジュール製品を設計、開発、製造、販売。
インリーソーラー	中国に拠点を置く太陽光パネル製造会社。インゴットの生産からパネルの組立てまで自社で完結。

国内の太陽光メーカーは9社！

国内の太陽光メーカーは9社あります。自社で太陽光パネルを製造しているメーカーもあれば、OEMで他社のパネルを使用しているメーカーもあります。

国内の太陽光メーカー9社

では国内の太陽光メーカーの特徴を紹介をしていきます。

シャープの太陽光発電の特徴

シャープの太陽光発電を紹介していきます。シャープは世界に先駆けて、太陽光発電システムの開発を行ってきました。1960年代に太陽光パネルの量産に成功し国内の太陽光メーカーとして上位を走っています。

メーカー	シャープ
ラインナップ	NQ,NUシリーズ
性能	単結晶（自社製造）
出力	254W（NQ）、259W（NU）
保証内容	・システム保証15年・出力保証20年・自然災害保証15年
パネルの形	長方形・台形
パワーコンディショナ	屋外設置
参考価格	163,900円（税込）

シャープの太陽光発電の特徴

シャープの太陽光発電の特徴は、日本住宅の屋根形状である、切妻屋根、寄棟屋根、瓦屋根にフィットするように設計されています。主力商品の「ブラックソーラー」は多彩な屋根に組み合わせれて、発電効率も高いのが特徴です。

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パナソニックの太陽光発電の特徴

パナソニックの太陽光発電を紹介していきます。パナソニックは、SANYOを買収して「HIT」という業界トップクラスの発電量を実現しましたが、現在は海外メーカーのパネルをOEMで使用しています。

メーカー	パナソニック
ラインナップ	Modulus,MPシリーズ
性能	単結晶（OEM）
出力	240W（Modulus）、375W（MP）
保証内容	・システム保証15年・出力保証25年
パネルの形	長方形・台形
パワーコンディショナ	屋内外設置
参考価格	205,700円（税込）

パナソニックの太陽光発電の特徴

パナソニックの太陽光発電の特徴は、「HIT」のパネルが発電効率良く独自の特徴がありましたが、OEMのパネルになって特徴が無くなったのが正直なとこでしょう。ただ、蓄電池と組み合わせることによって創蓄連携ができ、HEMSと活用して電気を賢く使えるのが魅力です。

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京セラの太陽光発電の特徴

京セラの太陽光発電を紹介していきます。京セラは、半世紀近く太陽光発電に携わってきたメーカーです。パネルの原材料製造からパネルの組み立てまで一貫生産しています。

メーカー	京セラ
ラインナップ	エコノルーツ,ルーフレックスシリーズ
性能	単結晶（自社製造）
出力	370W（エコノルーツ）、270W（ルーフレックス）
保証内容	・システム保証10年・出力保証20年・自然災害保証10年
パネルの形	長方形・台形
パワーコンディショナ	屋内設置
参考価格	276,760円（税込）

京セラの太陽光発電の特徴

京セラの太陽光発電の特徴は、一貫生産で提携ハウスメーカー限定商材が多く、新築向けなのが特徴です。

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長州産業の太陽光発電の特徴

長州産業の太陽光発電を紹介していきます。長州産業は、2011年から太陽光発電機器の製造をはじめ、今では国内メーカーで唯一「Made in Japan」を名乗っている太陽光発電メーカーになります。

メーカー	長州産業
ラインナップ	G,Bシリーズ
性能	単結晶（自社製造）
出力	348W（G）、340W（B）
保証内容	・システム保証15年・出力保証25年・施工保証10年
パネルの形	長方形・台形
パワーコンディショナ	屋内外設置
参考価格	248,820円（税込）

長州産業の太陽光発電の特徴

長州産業の太陽光発電の特徴は、唯一「Made in Japan」で、国内の太陽光業界では主力メーカーであり、コストパフォーマンスが良いのが最大の特徴で安心感があります。

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ソーラーフロンティアの太陽光発電の特徴

ソーラーフロンティアの太陽光発電を紹介していきます。ソーラーフロンティアは、「CIS太陽電池」という化合物系の太陽光パネルが特徴でしたが、今は他社のパネルをOEMで使用しています。

メーカー	ソーラーフロンティア
ラインナップ	SFA,SFCシリーズ
性能	単結晶（OEM）
出力	375W（SFA）、405W（SFC）
保証内容	・システム保証10年・出力保証20年
パネルの形	長方形のみ
パワーコンディショナ	屋内外設置
参考価格	オープン価格

ソーラーフロンティアの太陽光発電の特徴

ソーラーフロンティアの太陽光発電の特徴は、CISの太陽光パネルでしたが、生産終了しOEMのパネルを使用。正直、特徴がありません。

ネクストエナジーの太陽光発電の特徴

ネクストエナジーの太陽光発電を紹介していきます。ネクストエナジーは、国内の太陽光メーカーでPERC技術とハーフカットセルを採用しており高効率化を実現。

メーカー	ネクストエナジー
ラインナップ	B,Jシリーズ
性能	単結晶（自社製造）
出力	410W（B）、345W（J）
保証内容	・システム保証15年・出力保証25年・自然災害保証10年
パネルの形	長方形のみ
パワーコンディショナ	屋内外設置
参考価格	オープン価格

ネクストエナジーの太陽光発電の特徴

ネクストエナジーの太陽光発電の特徴は、PERC技術とハーフカットセルを採用しており、海外メーカーと同等の価格帯が特徴で魅力です。

エクソルの太陽光発電の特徴

エクソルの太陽光発電を紹介していきます。エクソルは、太陽光メーカーでサプライヤーとしての顔もあります。パネルは「ハーフカットセル」を採用しており、電気抵抗を減らす効果があるため、高温時の発電量低下を防いでくれます。

メーカー	エクソル
ラインナップ	XLM120-380L
性能	単結晶（OEM）
出力	380W
保証内容	・システム保証10年・出力保証20年
パネルの形	長方形のみ
パワーコンディショナ	屋内外設置
参考価格	オープン価格

エクソルの太陽光発電の特徴

エクソルの太陽光発電の特徴は、夏場の高温になりやすい時期でも、発電効率が上がるため総発電量を落とさずに稼働させることが特徴です。

リクシルの太陽光発電の特徴

リクシルの太陽光発電を紹介していきます。リクシルは、LIXILエナジーが太陽光事業を運営しており、パネルはサンテックパワー製になります。システム全体や太陽光パネルの保証が充実しています。

メーカー	リクシル
ラインナップ	P,Kシリーズ
性能	単結晶（OEM）
出力	375W（P）、265W（K）
保証内容	・システム保証15年・出力保証25年
パネルの形	長方形のみ
パワーコンディショナ	屋内外設置
参考価格	144,100円（税込）

リクシルの太陽光発電の特徴

リクシルの太陽光発電の特徴は、サンテックパワーの単結晶を採用しており、システム全体や太陽光パネルの保証が充実しているのが特徴です。

カネカの太陽光発電の特徴

カネカの太陽光発電を紹介していきます。カネカは、「美観と品質」にこだわりを挙げており、高いデザイン性の太陽光パネルを製造しています。また、品質の高さや環境に優しい点も大きな魅力でしょう。

メーカー	カネカ
ラインナップ	ソルティレックス,グランソーラーシリーズ
性能	単結晶（自社製造）
出力	57W（ソルティレックス）、295W（グランソーラー）
保証内容	・システム保証15年・出力保証25年
パネルの形	長方形のみ
パワーコンディショナ	屋内外設置
参考価格	オープン価格

カネカの太陽光発電の特徴

カネカの太陽光発電の特徴は、屋根と街並みに調和するパネルを追求しているのが特徴です。ただ正直、オーダーメイド性の高いパネルは、価格の相場がわかりにくい点があります。

海外の太陽光メーカー

海外の太陽光メーカーは10社あります。海外の太陽光発電メーカーは自社で製造している会社がほとんどです。

国内の太陽光メーカー10社

では海外の太陽光メーカーの特徴を紹介をしていきます。

Qセルズの太陽光発電の特徴

Qセルズの太陽光発電を紹介していきます。Qセルズは、ドイツで生まれた太陽光メーカーですが、今は韓国の大企業「ハンファ・グループ」の傘下になっています。太陽光パネルは、日照量が少なくても発電効率が高い製品を製造しています。

メーカー	Qセルズ
ラインナップ	Q.PEAK DUOシリーズ
性能	単結晶（自社製造）
出力	395W / 400W
保証内容	・システム保証15年・出力保証25年
パネルの形	長方形のみ
パワーコンディショナ	屋内外設置
参考価格	257,730円（税込）

Qセルズの太陽光発電の特徴

Qセルズの太陽光発電の特徴は、国産の太陽光メーカーより安く、業界最長レベルの保証が付くのが特徴です。

カナディアンソーラーの太陽光発電の特徴

カナディアンソーラーの太陽光発電を紹介していきます。カナディアンソーラーは、2001年にカナダで創業し、太陽光発電システムソリューションとサービスを提供しています。信頼性があり世界160 ヶ国で合計70GW以上のパネルが採用されています。

メーカー	カナディアン
ラインナップ	HiKuシリーズ
性能	単結晶（自社製造）
出力	410W
保証内容	・システム保証15年・出力保証25年
パネルの形	長方形のみ
パワーコンディショナ	屋内外設置
参考価格	オープン価格

カナディアンソーラーの太陽光発電の特徴

カナディアンソーラーの太陽光発電の特徴は、世界中から支持されており低価格でありながら、品質が高いなのが特徴です。

サンテックパワーの太陽光発電の特徴

サンテックパワーの太陽光発電を紹介していきます。サンテックパワーは、中国で創業した企業になります。日本市場に早くから参入し、リーズナブルで業界で先駆けて25年出力保証を打ち出しています。

メーカー	サンテック
ラインナップ	B,Aシリーズ
性能	単結晶（自社製造）
出力	375W（B）、335W（A）
保証内容	・システム保証15年・出力保証25年
パネルの形	長方形のみ
パワーコンディショナ	屋内外設置
参考価格	276,375円（税込）

サンテックパワーの太陽光発電の特徴

サンテックパワーの太陽光発電の特徴は、従来より単結晶セルを採用しており、大きい出力を実現している点が魅力です。

トリナソーラーの太陽光発電の特徴

トリナソーラーの太陽光発電を紹介していきます。トリナソーラーは、中国で1997年に設立されたソーラーパネルメーカーになります。PV製品、EPC、O＆Mの製造、販売、研究開発をしています。

メーカー	トリナソーラー
ラインナップ	Vertexシリーズ
性能	単結晶（自社製造）
出力	670W
保証内容	・システム保証15年・出力保証25年
パネルの形	長方形のみ
パワーコンディショナ	屋内外設置
参考価格	オープン価格

トリナソーラーの太陽光発電の特徴

トリナソーラーの太陽光発電の特徴は、海外の太陽光メーカーの中では、コストパフォーマンスの高さが最大の特徴です。 初期導入コストを抑えたい場合は、多結晶パネルが有利になってきます。

ジンコソーラーの太陽光発電の特徴

ジンコソーラーの太陽光発電を紹介していきます。ジンコソーラーは、中国の上海に本社を置くソーラーパネルメーカーになります。2010 年にニューヨーク証券取引所に上場しています。

メーカー	ジンコソーラー
ラインナップ	Tiger Neo,Tiger Proシリーズ
性能	単結晶（自社製造）
出力	575W（Tiger Neo）、535W（Tiger Pro）
保証内容	・システム保証15年・出力保証30年
パネルの形	長方形のみ
パワーコンディショナ	屋内外設置
参考価格	オープン価格

ジンコソーラーの太陽光発電の特徴

ジンコソーラーの太陽光発電の特徴は、耐久テストにおいて、風圧荷重2400パスカル、雪荷重5400パスカルに対する耐久性が証明されているのが特徴です。なので風の強い地域や雪がたくさん降る地域は良いでしょう。

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JAソーラーの太陽光発電の特徴

JAソーラーの太陽光発電を紹介していきます。JAソーラーは、上海のソーラー開発メーカーになります。太陽電池および太陽電池モジュール製品を設計、開発、製造、販売しています。

メーカー	JAソーラー
ラインナップ	MBシリーズ
性能	単結晶（自社製造）
出力	350W
保証内容	・システム保証15年・出力保証25年
パネルの形	長方形のみ
パワーコンディショナ	屋内外設置
参考価格	オープン価格

JAソーラーの太陽光発電の特徴

JAソーラーの太陽光発電の特徴は、シリコンウエハーや電池、モジュール、発電プラントなどを、垂直統合型の生産体制で製造している点が特徴です。

インリーソーラーの太陽光発電の特徴

インリーソーラーの太陽光発電を紹介していきます。インリーソーラーは、中国に拠点を置く太陽光パネル製造会社になります。インゴットの生産からパネルの組立てまで自社で完結ができるので、生産コストが抑えられています。

メーカー	インリーソーラー
ラインナップ	PANDA BIFACIAL 60CF
性能	単結晶（自社製造）
出力	320W
保証内容	・製品保証12年・出力保証30年
パネルの形	長方形のみ
パワーコンディショナ	屋内外設置
参考価格	257,730円（税込）

インリーソーラーの太陽光発電の特徴

インリーソーラーの太陽光発電の特徴は、自社完結型のメーカーなので、生産コストがさらに安く抑えられることが特徴です。

太陽光発電メーカーの最適な選び方9つを知ろう！

ここでは太陽光発電メーカーの最適な選び方を紹介していきます。太陽光発電メーカーを選ぶ上で必要な項目は9つあります。太陽光発電は、いくつものメーカーの中から1社のみを選んで何十年も活用していくシステムなので、安さだけで選択すると失敗する可能性は大きくなります。失敗する率を少しでも減らせるように最適な選び方をしていきましょう。

太陽光発電を最適に選ぶ項目9選

性能

太陽光パネルで必要なのが「性能」になります。ここでの性能は、いわゆる発電効率です。今やほとんどの太陽光パネルは結晶シリコン系と呼ばれる太陽光パネルになります。そして結晶系のパネルは「単結晶」「多結晶」「薄膜」と3つの部類に分けられます。

単結晶

単結晶のパネルは、最も故障率が少なくて小さな面積でも高い発電効率がある製品になります。特に住宅の屋根は大きさが限られていますので、いかに小さい屋根でもたくさんの電気が作れるかが求められますので、今や住宅用太陽光発電は単結晶のパネルが適しています。

多結晶

多結晶のパネルは、従来広く使用されていた太陽光パネルになります。単結晶シリコンを製造した時に残る端材やコンピュータ用ICの端材など、数mm程度の細かいシリコンを集めて構成したものなので、見た目が青くてローコストの太陽光パネルになります。なので、住宅用よりかは大規模の太陽光発電で使用されています。

薄膜

薄膜のパネルは、厚みが１μm程度、もしくはそれ以下の極薄のシリコン膜を用いる太陽光パネルになります。面積あたりの発電量を決める変換効率では劣るのですが、実発電量は高いです。しかし、単結晶とかよりも製造工程も大きく異なりますので、取り扱いメーカーが限られています。

耐久性

太陽光パネルの耐久性も重要になります。太陽光発電は、一度設置すれば15年以上活用するものなので、過酷な環境に耐えれるかどうかがポイントになります。耐久性が低いと台風や強風で破損したり、雪の重みで割れたりする可能性もあります。なので、できるだけパネル強度の高いメーカーが良いです。太陽光パネルには、JIS規格といわれる国内基準がありますので、厳しい高温高湿試験と温度サイクル試験をクリアした製品なおでかは調べておきましょう。

保証内容

保証内容は、機器が故障した際に修理が受けれるのか受けれないのかという点になります。太陽光発電の保証には、機器保証（システム保証）と出力保証がありますので、保証年数と内容は確認しておきましょう。

機器保証（システム保証）

機器保証（システム保証）とは、家電製品についているメーカー保証と同じようなもので、太陽光パネルやパワーコンディショナ等に不具合があった場合に修理が受けれるかどうかの保証になります。機器自体に不具合があった場合に対応ができる保証なので、台風などの自然災害で故障した機器は対象外になります。またメーカーによっては、機器自体の故障でも、交換は無償でしてくれますが、取り外しや取り付けは対象外だったりもします。

出力保証

出力保証とは、太陽光パネルの出力が一定の期間、規定の数値を下回った場合にメーカーが修理や交換を行ってくれる保証になります。太陽光パネルは永遠に発電量が一定というわけではなく、年々少しずつ発電効率は低下してきます。ほとんどの太陽光発電メーカーの出力保証は、「公称最大出力の80％」のような形で記載されています。

公称最大出力とは

メーカーが公表しているそのパネルの最大出力のこと

パネルの形（サイズ）

パネルの形（サイズ）は、屋根の形に合わせたり、少しでも設置容量を増やすための選択になってきます。Aのメーカーなら見た目が綺麗に設置できたり、Bのメーカーなら太陽光パネルの設置容量が一番大きいなどといったことで出てきます。

パワーコンディショナの種類

パワーコンディショナ（以下：パワコン）の種類は「屋内設置」と「屋外設置」があります。屋内設置の場合は、パワコンと太陽光パネルの間に接続箱の設置が必要になります。またパワコンには過積載率があり、簡単に言うと「パワコンに最大何枚まで太陽光パネルを繋げれるか」と言う意味になります。発電は季節によって異なりますので、いかにパワコンの容量をもてあそばないようにするかがポイントになってきます。

例えば、5kWのパワコンに対して5kWの太陽光パネルのであれば、良く発電している時期でも4.2kWぐらいです。少ない時期であれば2.5kWぐらいになってきます。ということは、パワコンの容量を0.8kW〜2.5kWもてあそんでしまうわけです。なので、太陽光パネルの容量を6.2kWにすれば、0〜1.9kWぐらいのもてあそびになってきます。初期費用はその分かかりますが、考慮してみるのも良いでしょう。

設置容量

設置容量はライフスタイルに合わせたり、屋根の大きさに合わせて選択していきます。ちなみに一般家庭での太陽光パネルの平均設置容量は約4kW〜6kWです。ライフスタイルに合わせる場合は、お昼間にいくら電気を使用してるか確認しておきましょう。また、屋根の大きさ合わせる場合は、意外と10kWの設置容量になることもありますので、パワコンの過積載率も確認しながら設置していきましょう。お昼間に自給自足したい場合は、約4kWの太陽光パネルがあれば十分でしょう。

施工業者

施工業者は本当に必要な選択する上でのポイントになります。安い見積もりを提示する会社は安いなりの理由がありますし、高い見積もりは高い理由があります。また、会社の体制も基準になってきます。太陽光発電は売りっぱなしの商品ではなく、メンテナンスも必要です。

どこの会社が良いかわからないという方は、一括見積もりサイトを活用して比較するのが良いでしょう。

全国で住宅用太陽光発電の見積もりサイトおすすめ厳選/見積もり内容の見方も解説

口コミ

口コミは太陽光メーカーと施工業者の口コミの2つに分かれてきます。不具合時の対応が早いとか、メンテナンスをきちんと行なってくれるとかの確認が必要になってきます。

太陽光メーカーの口コミ

太陽光メーカーの口コミは、修理依頼時の対応や修理の速さが求められます。国内の太陽光メーカーの対応は早いです。

施工業者の口コミ

施工業者の口コミは、営業担当や工事の職人、アフターサービスなどの視点が必要になってきます。

価格

最後に価格です。もちろん価格は安いに越したことはありませんが、安い価格は安い理由があります。特に国内の太陽光メーカーと海外の太陽光メーカーを比べると確実に海外メーカーの方が安いです。しかし、製造工程も違えば、耐久性も違います。また、不具合時のレスポンスも違います。なので価格重視ではなく、安心して設置ができる太陽光メーカーや施工業者を選んでいくことが重要になってきます。

太陽光メーカーの出荷上位は国内メーカー4社！

2021年における日本国内の住宅用太陽光発電の出荷ランキングを載せておきます。住宅用太陽光メーカーの出荷上位は、パナソニック、京セラ、シャープ、長州産業の国内メーカー4社が同率になっています。

厳選おすすめの太陽光メーカーを紹介！

17社あるうちの太陽光メーカーでどこがおすすめなの？と気になる方もいると思いますので紹介していきます。おすすめする太陽光メーカーは「長州産業」です。シャープとも迷いましたが、シャープは価格が一段と値上がりし、コストパフォーマンスが落ちたことで長州産業がおすすめできる太陽光メーカーになります。また、蓄電池も取り扱っていることから太陽光発電と蓄電池のセット導入も検討することができることでしょう。

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太陽光メーカーで蓄電池も扱っているメーカーは4社！

太陽光メーカーで蓄電池も扱っているメーカーは4社あり、シャープ、パナソニック、京セラ、長州産業になります。長州産業以外は自社の蓄電池になりますが、長州産業はオムロン製の蓄電池になります。しかし、独自の保証を付けていますので、安心して設置することが可能です。また、オムロン製の蓄電池の販売台数は長州産業が圧倒的に多いです。ですから価格自体も他社のオムロン製の蓄電池より安価になっているのも特徴です。

太陽光発電と蓄電池セットの相場価格はいくら？メーカー比較〜最安値まで解説

ソーラーカーポートの主要メーカー6社を紹介！

ソーラーカーポートの主要メーカーやおすすめの設置方法についてもご紹介していきます。ソーラーカーポートのメーカーについて知りたい方やソーラーカーポートに関心がある方は、参考にしてみてください。

ソーラーカーポートの主要メーカー6社

ソーラーカーポートのメーカーと太陽光メーカーを組み合わせてソーラーカーポートのシステムを構築していきますが、ネクストエナジー以外は、太陽光メーカーも選択が必要になります。なので、ネクストエナジーであればカーポートと太陽光のメーカーを統一できます。なので、ソーラーカーポートを検討したい方は、ネクストエナジーで「Dulight」というソーラーカーポートを検討してみるのも良いでしょう。しかし、寸法的なネックがあるご家庭に関しては、三協アルミのカーポートと長州産業の太陽光パネルの組み合わせが良いでしょう。

まとめ

今回は、太陽光メーカーについて解説してきました。太陽光メーカーは16社あります。

国内の住宅用太陽光メーカー

・シャープ ・パナソニック ・京セラ ・長州産業 ・ソーラーフロンティア ・ネクストエナジー ・エクソル ・リクシル ・カネカ

海外の住宅用太陽光メーカー

・Qセルズ ・カナディアンソーラー ・サンテックパワー ・トリナソーラー ・ジンコソーラー ・JAソーラー ・インリーソーラー

太陽光メーカーの最適な選び方は9つあります。

太陽光発電のシェア率が高いメーカーは、シャープ、パナソニック、京セラ、長州産業で、おすすめの住宅用太陽光メーカーは「長州産業の太陽光発電」になります。

タイナビなら厳選された施工業社から太陽光発電の見積もりが無料で取得できますので、良ければ活用してみて下さい。

監修